お持たせにも。見て良し、食べて良しの鉢の木のお菓子
美味しいことに越したことはないのですが、食品であれついついジャケ買いしてしまうことも…。
催事で百貨店に出店していた阿佐ヶ谷の鉢の木という和菓子屋さん。
こちらの和菓子屋さんもある意味ジャケ買いしてしまった類い。
和菓子なのに黄色のボーダーの紙袋。
どら焼きのようなお菓子は、矢と鈴と猫のイラストで「招」という文字を表現したレトロモダンなロゴ。
きんぎょというお菓子に至っては、お祭りのきんぎょすくいさながらのパッケージで、見てるだけでも楽しいです。
きんぎょはシークワーサー風味の寒天菓子。さっぱりいただけます。
しかし、一番の売りは何と言ってもその見た目でしょう。
店頭では金魚すくいの金魚のような包装。持ち帰って開けると、金魚鉢に金魚を移してあげたような、なんとも心憎い演出!涼しげで正直食べるのがもったいなかったです。
試食させていただいた焼き菓子2種。
豆入りのフィナンシェは「あさがやの並木」。バターの香りはほんのり、あっさりめのフィナンシェ。
「招きもち」は、ぱっと見どら焼きですが生地が面白い。もち粉と山芋が入っていてどら焼きよりも薄く、モチモチという食感。中の虎豆の餡もなかなか珍しく感じますが、やはり生地の珍しさが際立っていました。
購入には至りませんでしたが、こちらフルーツを使った大福にも力を入れているようで、今の時期はぶどう大福なんていう珍しい大福も売られていました。
昭和27年創業ながら、新しさを感じる面白い和菓子屋さん。
水縞という文房具ブランドが手がけたパッケージはどれも素敵で、女性へのお土産には特に喜ばれそうです。