路地の王様「王ろじ」でいただくとん丼。レトロモダンなカツカレー
場所は新宿三丁目、伊勢丹横の細い路地にあるこじんまりとしたお店。
店名の王ろじは"路地の王様"が由来なのだそう。
驚くべきはこのお店、大正10年創業の老舗なのです。
創業大正十年と記された看板を横目に店内へ。
11時の開店直後に伺ったので、まだ他のお客さんがいませんでした。
老舗なんだけど敷居の高くない感じが落ち着きます。
メニューは至ってシンプル。
とんかつセット、エビフライセット、とん丼、インディアンカレーととんサンドイッチの5つのみ。
気になっていたとん丼と王道のとんかつセットを注文し、待つこと15〜20分ほど。
こちらのカツは俵型といいますか、丸っとしていて脂身が少ないようです。
こちらが定食のカツ。
一見小さいかな?と思ったのですが、丸っとしている分、見た目以上にボリュームがあるようです。
衣はキメの細かいパン粉でカリカリ!
セットの豚汁が、豚コマではなくベーコンだったのが面白いです。
そしてとん丼と名するカツカレー。
カレーの色が薄めだったので甘いカレーを想像していたのですが、意外と子ども向けではない辛さ。カツもカレーもどこか懐かしさを感じる味。
気持ち小さめの丼なのですが、ぎゅっと詰まったご飯とカツでお腹いっぱいになりました。
昼の12時が近づくにつれて、サラリーマンや学生さんのような若者が続々と入店していました。
平日の早い時間だったのですんなり入れましたが、土日は行列ができる人気店。
大人の週末にも掲載されたようです。
大正から続くお店でカツカレー、なんだかはいからです。