暮らしのメモ

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日世の贅沢ソフトクリームCREMIA(クレミア)

まだ5月も半ばですが、夏日が続いています。

真夏の茹だるような暑さにはかき氷のようなキンとさっぱりした冷たい物が欲しくなりますが、真夏の暑さにはまだ及ばない、ちょうど今くらいの気候だと、少しまったりとしたアイスクリームが非常に美味しく感じます。
 
日中の日差しに半袖が気持ちの良い日、ちょっと気になるソフトクリームを求めて渋谷のシルクレームへ足を運びました。
 
シルクレームはソフトクリームの総合メーカー日世が手掛けるカフェ。
日世と一口に言っても耳慣れない方も多いと思いますが、なんと!昭和26年に日本で始めてソフトクリームを発売した会社なのだそうです。
私も全くピンとこなかったのですが、このキャラクターに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
※画像は日世さんサイトより引用
 
シルクレームの店内では、デザートだけでなくランチや夜にはディナーコースなどもいただけるのですが、この日は、テイクアウトでソフトクリームをいただくことに。
テイクアウトの際は店外に面したカウンターでの注文で、この日は平日の午後15時頃の訪問で、5,6組程の列が出来ていました。場所柄、若いカップルや女の子同士が多かったのですが、中には外国人の観光客の方もいらっしゃいました。
 
そして、念願の贅沢ソフト、CREMIA(クレミア)!
 

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すぅっとまっすぐに伸びたソフトクリームにラングドシャのコーンの組み合わせが上品。
ぐるぐると渦を巻いたソフトクリームは見た目にも子供心に楽しい雰囲気ですが、こちらのクレミアはメインターゲットが20代、30代の女性というだけあって、洗練された品の良さを感じます。
 
見た目の美しさだけでなく、味も絶品。
通常8%で高いとされる乳脂肪分を12.5%も含むソフトクリームは、ミルクの濃厚な味わい。
これだけだと、随分とこってりとしたソフトクリームのように思いますが、クレミアにはベタベタとした甘さがなく、コクがありながらもスッキリとしています。
何でも、「甘さのキレ」を追求して20種類もの原料から厳選した4種類の砂糖を使っているのだそう。
 
そして、最大の特徴と言えるラングドシャのコーン。
子供の頃に食べたものはウエハースのものが殆ど。しばらくしてワッフルコーンが増え、幼心にも甘味のあるパリパリとした食感のワッフルコーンのソフトクリームはちょっとしたご馳走のような感じでした。
ですが、ウエハースでもワッフルでもない、ラングドシャのコーンはさらに上を行く贅沢感!
優しい甘さで、サクサクと軽い口当たりのラングドシャはそれだけでも美味しいのですが、ミルク感たっぷりのリッチなソフトクリームとの相性も抜群。ソフトクリームの甘さがすっきりとしているので、ラングドシャと合わせてもゴテゴテした感じがしないのです。
 
ソフトクリームをいただくと、コーンのお尻の部分にソフトが入っておらず、終盤スカスカのコーンのみでちょっと残念な気持ちになることがありますが、こちらは隅までしっかりとソフトクリームが詰まっていて、最後までコーンとソフトを味わえるのも嬉しいです。
 
お値段が525円とソフトクリームにしては高めですが、隅々まで拘りを感じるこの贅沢なソフトクリームなら納得です。
老舗ソフトクリームメーカーである日世が拘り抜いた渾身の一品、本格的な夏の訪れの前に、食べてみてはいかがでしょうか?
 

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