会津柳津名物の粟饅頭
二子玉の高島屋で大東北展なるものが開催中と知り、いそいそと出かけてきました。
そんな中で一際私の目を引いたのが、会津は柳津、小池菓子舗の粟饅頭。
粟ともち米で餡子が包まれていて、モチモチした中に粟のつぶつぶが楽しいお饅頭。
子供の頃に何度か食べた記憶があるのですが、上京してからはとんと見かけず、その存在すらもすっかり忘れていました。
作り置きにも向かないのか、会場では手練れのおばちゃんがせっせと手作りしていて、その光景もまた郷愁を誘います。
この粟饅頭、180年前の大火災の時に、災難にあわないようにと護符として配られたそうで、以来、柳津の名物となったのだそうです。
催事場で蒸したてを頬張るのも良かったのですが、この日は我慢。
同じく小池菓子舗さんで購入した栗饅頭とお茶と一緒にいただきました。
栗饅頭は皮の中に丸ごと一個栗が包まれていてなんとも贅沢。
昔食べた粟饅頭は、優しい甘さでほっこりする味です。子供の頃はなんとなく食べていたけれど、大人になって食べた粟饅頭はより一層美味しく感じました。
日持ちのしない商品だからか、小池菓子舗さんでは通販はされていないのが残念。
催事等で見かけたら今度は蒸したてをその場で頬張りたいものです。