蒲田の銘店、とんかつあおき
蒲田の用事のついでに、何処か良いご飯処はないかと訪れたとんかつ檍。
こちらのとんかつ屋さん、「蒲田三大とんかつ」の一つに掲げられる、行列必至の名店なのだそうです。
11時の開店時間を少し過ぎてから到着。既にお店の前には5名程が並んでいました。
待っている間にどんどん長くなる行列。ご近所のおじちゃんから、サラリーマンなど客層も様々です。
檍の隣には同じく檍が営むカツカレーの店、いっぺこっぺがあります。
いっぺこっぺの方には行列はなく、開店直後でなくても比較的さらりと入れそう。
流石は人気店、待ち時間も無駄にはせず、お店のお姉さんがテキパキとオーダーを取って行きます。
私はランチ限定の1000円のロースカツ定食。ランチを頼む方が多かったですが、上ロースも人気でした。
ちらほらと食事を終えた先客が店を後にする中待つこと数分、案内された店内にはお客さんの姿はなく、どうやら、効率良く捌くためにある程度まとめてお客さんを案内されているようです。
店内はカウンター席が10席のみ。
店頭で既に注文は取られているのですが、席にもメニューが貼られています。
こちらのカツ、訪れた方のブログなどを見ると塩でいただくのがお勧めらしく、テーブルには三種の塩が並べられていました。
席に着くと程なくして事前に注文を取っていたカツが次々と配膳されていきます。
こんもりと盛られたご飯に豚汁、香の物、そしてメインのカツ。
キツネ色の衣にほんのりと淡いピンク色に火が通ったお肉が食欲をそそります。
先ずは塩で一口。
何度かカツを塩でいただき、今まではどうもしっくり来なかったのですが、こちらは塩でいただくカツが本当に美味しい!!
塩をつけることで、お肉の甘みが強く感じられるのです。
三種全ての塩を試し、残念ながら私には塩の違いまでは敏感に感じ取る事まではできませんでしたが、塩で引き立つのカツのお味は本当に美味しかった。
残りの数切れはソースで。甘酸っぱいソースでいただくカツもまた、ご飯によくあって美味しかったです。
行列のできる人気店で、ゆっくりじっくり…とは行きませんが、リーズナブルに絶品のカツがいただけるお店。1番手頃な1000円のランチでも大満足ですが、ちょっぴり贅沢して上ロースも憧れます。
今度はお隣のいっぺこっぺでカツカレーもいただいてみたいです。
果物の美味しさを存分に味わえる。フルーツパーラーフクナガ
もうすっかり秋ですが、まだ真夏の暑い時期に四谷三丁目にお店を構える青果店が営むフルーツパーラーフクナガにお邪魔しました。
数多あるSNSに掲載された写真の美味しそうなこと!
Webマガジンに掲載された店主のコメントも魅力的で、四谷三丁目はあまり立寄る機会がない場所なのですが、是非とも一度は訪れたいと恋い焦がれていたお店なのです。
ノスタルジックな看板も可愛らしい。
2名掛けのテーブルが14卓とこじんまりとした店内は、昔ながらの喫茶店といった雰囲気で、味があって良いのです。
フルーツサンドとコーヒーも捨て難かったのですが、お昼を終えていた事もありパフェをお願いすることに。
パフェは季節のものと、通年で置かれているものがあるようですが、通年のものも果物の状態が良い時にしかいただけないようです。
この時期は旬の桃と、プラムのパフェが限定で提供されていました。
この日もジリジリと暑い日だったので、シャキッとした酸味が美味しそうなプラムのパフェをオーダーしました。
手頃なサイズ感で、プラムの赤にシャインマスカットのグリーンが可愛らしいパフェ。
乗せられたプラムは甘みもしっかりと感じる本当に美味しいプラム。
ソルベはプラムの美味しさがぎゅっと詰まった濃厚な味。酸味がきいていて、さっぱりしていて本当に美味しい!
夏の暑さがすっと消えていくような清涼感のある味。
果物をそのままいただくのも美味しいけれど、それ以上に果物の良さを引き出した美味しさを感じられるパフェ。
果物が一番美味しい時期に、一番美味しい状態で食べてもらいたいという店主の言葉通りの絶品のパフェでした。
今の時期は葡萄のパフェがいただけるそうです。
フルーツパーラーフクナガの絶品パフェで季節を味わってみてはいかがでしょう。
代々木上原、武信のさっぱり醤油かつ丼
代々木上原のとんかつ武信へお邪魔しました。
こちらのお店、嘗て放送されてた東京Vシュランというグルメ番組で紹介されたのを見て、非常に気になっていたのです。
印象的だったのは、さっぱりとした醤油だれのとんかつだという点。
今では珍しくないのかもしれませんが、数年前の当時はなかなか衝撃的で、さらに、レポーターの皆さんがこぞって絶賛していたのでとても興味を惹かれたのです。
番組終了後、もう数年経ってしまいましたが、念願叶っての訪問となりました。
もともとは生田でお店を始められ、創業40年になるのだそうです。
一階はカウンター席のみで、二階が座敷とテーブル席になっており、お一人様の私はカウンターへ…。
カウンター席とはいえ、テーブルの奥行も広めで窮屈さを感じませんでした。
お昼のメニューは定番のとんかつのお膳とかつ丼、後はフライの定食。
メニューと一緒に、
「ご飯少なめでフィリピンの子供たちへの給食支援になる。」
という案内が添えられていました。
糖質制限が流行している今、ご飯少なめをお願いする人も多いので、こういった取組みには少々感心してしまいました。
オーダーはロースの醤油かつ丼をご飯少なめで。
見た目は和風おろしカツ丼!
カツ丼はそもそも醤油ダレでは!?と我に返ったのですが、醤油カツを名乗るだけあって、普段いただくカツ丼よりもぐっと甘さが抑えられており、醤油のスッキリとした辛さが際立っていました。
少し粗めの衣はタレで煮込まれていないため、ザクザクとした歯応えが残っています。
盛られた大根おろしと海苔もさっぱりとした味わいに一役買っているのですが、カツの下に隠れた大葉の風味がより一層さっぱり感を際立たせていました。
定食はもちろんキャベツお代わりオッケーで、今回は醤油カツをいただきましたが、カツ自体も美味しかったので定食も食べてみたいです。
茹だるような暑さが続く中でもさっぱりいただける、清涼感とボリュームを併せ持つ醤油かつ丼は、正にお勧めのスタミナ食です。
リンツショコラカフェで優雅な朝時間
スイスの老舗チョコレートメーカーのリンツ。
600円ほどでドリンクと一緒に、焼き菓子もしくはクロワッサンがいただけるのです。
ドリンクはコーヒー、紅茶はもちろんカフェラテ、カプチーノの他にチョコレートドリンクが選べます。
焼き菓子もサブレ、フィナンシェ、マドレーヌ、パウンドケーキ(メニューはモメンテとなっています)がそれぞれ2種ずつ用意されていて、この中から一つ選べるようになっています。
他の方のブログによるとクロワッサンを頼むとタブレットチョコが付いてくるようです。
折角リンツに来たのだから、やはり飲み物はチョコレートドリンク!
本当はクロワッサンをいただきたかったのですが、残念ながらこの日は無かったので、チョコとマカダミアのサブレをお願いしました。
チョコレートドリンクはグラスの縁取りも可愛らしい。
しっかりした甘さでチョコ感も申し分なく、朝のぼんやりした頭にはパッと目の覚める味。
サブレはソフトタイプではなくカリッとハードな歯ごたえ。ナチュラルなクッキー生地にチョコとマカダミアのアクセントが良く、ザクザク美味しい。
こちらも、結構甘さが強い印象なのでコーヒーやカフェラテの方が相性が良さそうです。
今回は甘さに甘さを重ねてしまったので、次回は是非ともクロワッサンをいただきたいです。
土日は結構早い時間帯から奥様方で賑わうらしいのですが、平日ともなれば10時前の訪問でも、場所柄かまだ他のお客様が居らず、大きな窓から差し込む日差しが気持ちの良い広々とした店内で一人、なんとも優雅な朝時間を過ごしました。
モーニングは朝の9時〜11時、公式サイトによると吉祥寺と自由が丘の2店舗のみというのが残念ですが、リーズナブルに美味しいお茶とお菓子がいただけて、ゆったり贅沢な朝を過ごせるリンツのモーニングはおすすめです。
和の旬輝咲(きさく)、真摯に料理と向き合える有楽町の和食店
銀座、有楽町界隈へ足を運んだら一度は訪れてみたいと思っていた輝咲さんへランチをいただきに。
こちらのお店、行かれた方のブログを拝見して、その評判の良さからとても気になっていたのです。
場所は有楽町駅からすぐ近く。線路沿いの雑居ビルの6階。
事前にネットで見ていたお店の雰囲気と雑居ビルというギャップに少々驚きましたが、エレベーターで上がって一歩店内へ入ると、線路沿いとは思えないほど静かで、しっとりと落ち着いた空間が広がっていました。
あまりキョロキョロするのも憚られるのでうる覚えなのですが、カウンターが7席にテーブル席が4卓ほどでしょうか…、店内はさほど広くはありませんが、品の良い、凛とした空気があって気持ちが良い。
ランチはカニクリームコロッケ、お刺身、焼き魚3種に、お刺身も焼き魚も楽しめてデザートまで付いてくる輝咲ランチの5品から選べます。
産地直送の地魚を使っているだけあって、お魚が美味しいのは間違いないでしょうし、ブログでの評判も良いカニクリームコロッケも魅力的。
悶々とすること数分、黒むつの焼き魚をお願いしました。
黒むつを待つ間、他のテーブルへ運ばれて行くお膳がカウンターに出されるのですが、綺麗に盛られたお刺身、脂がのってパリッと焼かれた焼き魚…本当にどれも美味しそうでした。
そして念願の黒むつ。
副菜にはかぼちゃの煮物と豆腐のサラダ。
美しい黄色に煮含められたかぼちゃの味付けは控えめな印象で、かぼちゃ本来のほくっとした食感と優しい甘さがいきています。
一方、ゴマのドレッシングがかけられた豆腐のサラダは何処となく家庭の味も感じさせるホッとする味。
そして、丁寧に炭で焼かれた黒むつは程よい焼き色に脂が滲んでいて、見るからに美味しそう!
箸を入れるとふっくらと身の弾力が感じられ、ふんわりとした柔らかさのある歯ごたえに、ジュッと広がる旨味がしみじみ美味しい。
普段は残しがちな皮もパリッと香ばしく、とっても美味しいのです。
炭火で丁寧に焼かれた黒むつは、身はもちろんのこと皮まで美味しく、焼き魚の美味しさを丸ごと堪能できる一品。
メインの美味しいお魚から副菜まで、目にも舌にもきちんと美味しい和定食を1000円でいただけるのはお得。
ご夫婦二人で切り盛りされているこじんまりとした和食屋さんですが、端々に仕事の丁寧さが感じられる輝咲さんは、凛とした雰囲気の中で、真摯に美味しい和食に向き合える本当に素敵なお店でした。
簡単、美味しい!フレッシュハーブティーのすすめ
西洋の漢方とも言われるほど、リラックス効果や美容効果が期待されるハーブティー、特に女性は普段から嗜まれる方も多いと思います。
カフェインレスな点も、就寝前の一杯や妊婦さんなどには嬉しいところです。
私も時々ティーバッグのドライハーブティーをいただくことがありますが、やはり普段飲み慣れたコーヒーや緑茶の方が親しみやすいというのが正直なところ…。
ハーブティーも良いのですが、物によっては香りが苦手だったりと、なかなか手が出ないというのが現実でした。
ですが先日、先輩宅を訪問した際に出されたフレッシュハーブティーをいただいて、目から鱗!
私のあまりの喜びように、ご好意でハーブを分けていただいたので、早速自宅でもフレッシュハーブティーを淹れました。
淹れ方も難しい事は無く、ドライハーブの約3倍を目安にお湯を注ぐだけ。
ポットの方が蒸らすことができる分、香りがしっかり出ますが、ズボラな私は耐熱グラスに直で…。
フレッシュだったせいか、こんな適当な淹れ方でも香り高く美味しくできました。
香りが良いので満足度が高く、お茶請けが要らないのもダイエット中などには最適。何かと一緒にいただくなら、ティースプーン一杯ほどの蜂蜜や上質なコンフィチュールがとっても相性が良さそうです。
いただいたハーブの一部は、水に挿して根を生やし中。
ハーブ(特にミント)は手入れも簡単で丈夫なので、私にも育てられそうです。
温かいものより香りは劣ると思いますが、冷たくしてもさっぱりと美味しそうなので、これから暑くなる季節にはフレッシュミントでノンアルコールのモヒートなんかは清涼感があって良さそうです。
ミントとレモン系は鉄板の組合せかと思いますが、自分好みの組合せを探してみるのも面白そうです。
ハーブティーの淹れ方はこちらをご参考に…。
ドライハーブの作り方や組み合わせも参考になります。