暮らしのメモ

暮らしの中でちょっと良いなと思う物をポツポツと。。

日世の贅沢ソフトクリームCREMIA(クレミア)

まだ5月も半ばですが、夏日が続いています。

真夏の茹だるような暑さにはかき氷のようなキンとさっぱりした冷たい物が欲しくなりますが、真夏の暑さにはまだ及ばない、ちょうど今くらいの気候だと、少しまったりとしたアイスクリームが非常に美味しく感じます。
 
日中の日差しに半袖が気持ちの良い日、ちょっと気になるソフトクリームを求めて渋谷のシルクレームへ足を運びました。
 
シルクレームはソフトクリームの総合メーカー日世が手掛けるカフェ。
日世と一口に言っても耳慣れない方も多いと思いますが、なんと!昭和26年に日本で始めてソフトクリームを発売した会社なのだそうです。
私も全くピンとこなかったのですが、このキャラクターに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
※画像は日世さんサイトより引用
 
シルクレームの店内では、デザートだけでなくランチや夜にはディナーコースなどもいただけるのですが、この日は、テイクアウトでソフトクリームをいただくことに。
テイクアウトの際は店外に面したカウンターでの注文で、この日は平日の午後15時頃の訪問で、5,6組程の列が出来ていました。場所柄、若いカップルや女の子同士が多かったのですが、中には外国人の観光客の方もいらっしゃいました。
 
そして、念願の贅沢ソフト、CREMIA(クレミア)!
 

https://instagram.com/p/2ppR2jhIIs/

すぅっとまっすぐに伸びたソフトクリームにラングドシャのコーンの組み合わせが上品。
ぐるぐると渦を巻いたソフトクリームは見た目にも子供心に楽しい雰囲気ですが、こちらのクレミアはメインターゲットが20代、30代の女性というだけあって、洗練された品の良さを感じます。
 
見た目の美しさだけでなく、味も絶品。
通常8%で高いとされる乳脂肪分を12.5%も含むソフトクリームは、ミルクの濃厚な味わい。
これだけだと、随分とこってりとしたソフトクリームのように思いますが、クレミアにはベタベタとした甘さがなく、コクがありながらもスッキリとしています。
何でも、「甘さのキレ」を追求して20種類もの原料から厳選した4種類の砂糖を使っているのだそう。
 
そして、最大の特徴と言えるラングドシャのコーン。
子供の頃に食べたものはウエハースのものが殆ど。しばらくしてワッフルコーンが増え、幼心にも甘味のあるパリパリとした食感のワッフルコーンのソフトクリームはちょっとしたご馳走のような感じでした。
ですが、ウエハースでもワッフルでもない、ラングドシャのコーンはさらに上を行く贅沢感!
優しい甘さで、サクサクと軽い口当たりのラングドシャはそれだけでも美味しいのですが、ミルク感たっぷりのリッチなソフトクリームとの相性も抜群。ソフトクリームの甘さがすっきりとしているので、ラングドシャと合わせてもゴテゴテした感じがしないのです。
 
ソフトクリームをいただくと、コーンのお尻の部分にソフトが入っておらず、終盤スカスカのコーンのみでちょっと残念な気持ちになることがありますが、こちらは隅までしっかりとソフトクリームが詰まっていて、最後までコーンとソフトを味わえるのも嬉しいです。
 
お値段が525円とソフトクリームにしては高めですが、隅々まで拘りを感じるこの贅沢なソフトクリームなら納得です。
老舗ソフトクリームメーカーである日世が拘り抜いた渾身の一品、本格的な夏の訪れの前に、食べてみてはいかがでしょうか?
 

www.nissei-com.co.jp

 

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二子玉川テラスマーケットへ行ってみました

4月24日、ちょっぴり話題の二子玉川テラスマーケットへ。

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人混みが苦手なので、興味があっても話題のスポットには熱りが冷めてから…というのがいつものパターン。しかしながら、二子玉川という場所柄そこまでの混雑は予想されないこと、お天気も良く人酔いしたら別の場所へも移動しやすかろうと、オープン初日にふらりと足を運んでみました。
 
11時頃に到着。
普段でも昼間は近隣の奥様方や小さいお子さんを連れた洒落たママさん達がランチやお買い物を楽しんでいるのですが、この日はいつもより些か人が多い様子。
皆さんオープンしたテラスマーケットの方へと向かっていて、混雑という程ではありませんでしたが案内係の方がお客様の誘導にあたっていました。
 
銀座のハイカラな街並みや新宿・渋谷の少し雑多な賑わいのある雰囲気ともまた違って住宅街の中に囲まれた建物は住まいに溶け込むような広々とした造りで、テラスマーケットへ続く大階段は開放感があり、ヒールで畏まって…というよりはスニーカーやサンダルでお散歩気分を楽しみたくなる雰囲気です。
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従来のライズショッピングセンターはファッションに主軸を置いた店舗ラインナップの印象でしたが、テラスマーケットは衣食住の中の食と住をメインにしているような印象を受けます。
 

見るだけでも楽しい、インテリア・雑貨ショップ 

スペインのファッションブランドZARAのインテリアショップ、ZARA HOME
カラフルな配色のファブリックや雑貨などが目にも楽しく、華やかな店内。
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こちらはACTUS
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ZARAと比べてぐっとナチュラルな雰囲気の店内には、インテリア家具や雑貨は勿論のこと、ジャムやお菓子なんかも売られていました。
特に子供向けの家具や雑貨が印象的でとっても可愛らしかったです。
 
ACTUSで見つけたアヒル?のシールがキュートな金平糖

https://instagram.com/p/1185o8BIHU/

自分ではなかなか金平糖を買うことがないのですが、こんな可愛い金平糖にはついつい手が伸びてしまいます。女子へのちょっとしたお礼にも良さそう。
 
DIY FACTORYは東京初進出という関西のDIYショップ。
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こちらは「体験できるDIYショップ」をコンセプトにワークショップを開催しおり、意外にも女性のお客様が多いのだそうです。
私も然り、普段DIYには手が出ないという方でも可愛い柄のマスキングテープやカラフルなツールボックスなど、雑貨好きにも楽しめるお店でした。
 
目玉の一つでもある蔦屋家電は5/3オープンのため、見ることが出来ませんでしたが、それ以外のインテリア雑貨ショップだけでも充分に楽しめました。
 

目新しさ満載のグルメショップ

お昼時ということもあり、ますます気になるのは食に纏わるショップ!
ランチはこちらで…と行きたいところでしたが、流石にどこもかしこも大行列で食事はまたの機会に見送る事に…。
八重地下やランドマークにも出店している素材に拘ったアメリカ料理を提供するバビーズや、楽天市場で売られている商品が実際にいただける楽天カフェ、スープストックが提案する大人も子供も楽しめる新業態のファミレスの100本のスプーンなどが入っていました。
 
レストランではないけれど、産直野菜などを扱うGardens Marcheも。
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お砂糖を使っていないジャムなど、珍しい食品も多く置かれており興味深いです。
 
今回ここだけは見たい!と思っていたのがスペイン王室御用達というグルメストア。
言わば高級スーパーというところでしょうか、パンやお惣菜、スイーツにワインなどが売られていて、カフェが併設されているのでそちらでパンやデリをいただくこともできます。
 

スペイン王室御用達のデリカッセンMallorca(マヨルカ)

日本初上陸!というMallorca。
もともとはスペインはマヨルカ島の伝統的な菓子パン「エンサイマーダ」を販売したのが始まりだとか…。

www.pasteleria-mallorca.jp

 
こちらも注目のショップということで、当然外には行列が。
取り敢えず店内を見たいだけだったのですが、カフェ利用の有無に関わらず、ショッピングだけでも並ぶ必要があり、せめてここだけは!と思い行列に並ぶこと30分程、ようやく店内へ。この日はショッピング目当ての方が多かったようで、カフェはそれほど混んでいませんでした。
 
店内は赤と黒で纏められ、落ち着いた雰囲気。
入り口を入ってすぐ右側にベーカリースペース、左側にはデリが並んでいました。
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ギリギリ残っていたエンサイマーダ以外のベーカリー商品は13時前にして完売していました。
デリの方もかなりの品薄状態でしたが、色とりどりのタパスやサンドイッチは、二子玉という場所柄、天気の良い日のピクニックも最適。
 
デリの奥にはパステレスと言われるプチガトーやチョコレートのコーナーになっており、こちらも女性に大人気。
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プチサイズのケーキは色々食べたい女性には特に喜ばれるサイズ感。
手頃な価格のサブレやフィナンシェなどは日持ちもするので、手土産にも良いです。
 
さらに奥に進むとワインや、パテ、ジャムなどの瓶詰や缶詰などが並べられていました。
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パンやタパス等、色々と購入したいものはあったのですが品薄だったこともあり、エンサイマーダと焼き菓子を少し購入し、後日また楽しみは取っておくことに…。
 
開放的な広場はGW期間中は縁日をテーマにしたイベント「FUTAKOTAMAGAWA ENNICHI」が開催されており、ワークショップや風で動くストランドビーストの展示などもされており、ショッピング以外にも色々と楽しめそうです。

matome.naver.jp

 
他のイベントスポットに比べて、まだまだのんびりとお出かけできそうな二子玉川。遠出はちょっと大変というGW終盤に近場のお出かけでゆっくり余暇を過ごすには良さそうです。
 

古き良き共栄堂のカレーと激ウマ焼き林檎

カレー激戦区、神保町にある共栄堂。

大正13年創業という、恐らく神保町でも最も歴史あるカレー屋さん。
こちらのスマトラカレーなるものも去ることながら、焼き林檎が絶品との噂を聞きつけ足を運びました。
 
神保町の駅から2、3分ほどと近いのですが、ビルの地下にお店を構えているので、通りに出ている看板を目指します。
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午後2時の訪問とあって、人の波が落ち着いた様子がでしたが、ちらほらと遅めの食事をゆっくりと楽しむお客様がいらっしゃいました。
店内は昭和のドラマに出てくる喫茶店のような落ち着いた雰囲気。
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ポーク、チキン、ビーフの定番のカレーの他にエビ、タンカレー、それと、ハヤシライスがあり迷うこと必至ですが、一番人気のポークカレーをお願いしました。
数量限定の焼き林檎もまだ残っていたので、こちらも。
 
テーブルにはカレーには定番のらっきょうと福神漬け。
注文後、すぐに運ばれてくるのがコーンスープ。
クリーミーなコーンスープというより、スッキリとした味わい。
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カレーはライスとルーがそれぞれ別に提供されます。
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ソースポットに入れられたカレーはなんだかよそ行き感もあって、ただそれだけで美味しそう。
普段よくいただくカレーよりもルーの色は黒く、スプーンで掬うと、ゴロリとお肉の固まりが現れます。
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ルーをライスに掛けて一口。
美味しい…というよりびっくり!
初めてのスマトラカレーは今までに食べたことの無い不思議な味。
昔ながらのカレーという感じでしょうか…。
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こちらのカレーは小麦粉を使っていないそうなのですが、さらりとした瀞みがあり、口の中に広がるスパイスの香りとピリピリとした辛さの後に、苦みが残るのです。
ただ、この不思議なカレーが、一口、また一口と食べ進めて行くうちになんとも癖になる。最後の一口は少し名残惜しいほど。
この不思議なルーとほろほろに煮込まれた豚肉の組み合わせもまた良い。
 
カレーを食べ終え、タイミングを見計らって提供された焼き林檎。

https://instagram.com/p/0W9C6rhIKl/

 

「お好みで生クリームをかけてお召し上がりください」とのこと。
艶と照りがとっても美味しそう。スプーンもすっと入る程に柔らかいのです。
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生クリームを掛けずにそのままいただくと、じっくり焼かれてシロップのように旨味がぎゅっと濃縮した林檎のおいしさが、ジュワッと口いっぱいに広がります。
鼻から抜ける香りもたまりません。
生クリームを掛けると、またガラリと雰囲気が変わり、角が取れたまろやかな味に。
クリームなしのキリッとした林檎のストレートな味わいも良いですが、クリームで丸みとコクが増した柔らかい味もまた美味しい。
カレーの後に丸ごと一個は少々多かったのですが、クリームなし、クリームありを代わる代わる楽しみながら結局は完食。
偶然隣に居合わせた小柄な女性もカレーと焼き林檎をオーダーしていたのですが、やはりその美味しさ故か完食されていました。
 
恐らくこちらのカレー、万人受けする類いのものではないかと思いますが、客層を見ると年配の方や働き盛りのサラリーマン、学生さん、うら若き女性等々、ハマる人にはハマる不思議なカレーなのだと思います。
かくいう私もこの不思議なカレーに魅了された一人…。
 
そして絶品の焼き林檎、こちらは10月〜4月までの期間限定。
しかも、ランチタイムを除く14時以降の提供で単品でのオーダー不可なので、焼き林檎がお目当ての方はご注意ください。
 
神保町界隈は安くて美味しいお店が軒を連ねていて、そんな中でポークの他は全て1000円超という本格カレーですが、癖になるカレーをいただきに、また足を運びたいです。
 
お店のサイトにメニューも細かく掲載されているのでご参考まで…。

スマトラカレー共栄堂 東京神田神保町のカレーライス

 

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花冷えの季節におすすめ、ホットオレンジジュース

ここ数日の暖かさと桜の開花宣言に春を感じたのも束の間、いきなりの寒の戻りにぶるぶると身体を震わせています。

 
そんな花冷えの季節におすすめの一杯。
ホットオレンジジュース。
一時期話題になっていたので、すでに試された方も多いでしょう。
 
私がいただいたのは、大分で製造されている「ほっとみかんジュース」。

https://instagram.com/p/0kPbO0BINp/

こちらの商品、名前通り温めていただくよう作られていて、みかん果汁だけでなく、蜂蜜と生姜も入っています。
蜂蜜入りのため、甘さもしっかりしていますが、生姜が飲み口をすっきりとさせていて、とっても美味しいのです。
 
私はd&departmentの催事で購入したのですが、別のネットショップでもお取り扱いがあるようです。

www.maborosiya.net

 
ジュースを温めるのは固定観念から少々抵抗があったのですが、考えが一転。
お腹も満たされて、身体も暖まる一石二鳥のドリンク。レンジで温めるだけという手軽さも魅力的です。
 
オレンジジュース以外でも美味しくいただけるそう。
2011年の記事ですが、こちらのサイトでは色んなホットジュースを試した結果が紹介されています。
 
リンゴジュースにシナモンや、パインジュースをココナッツミルクで割って、ホットピニャコラーダなんていうのも美味しそう。
自分でカスタマイズして好みの一杯を見つけるのも楽しそうです。
 
もうすっかり春ですが、ちょっぴり肌寒い夜に試してみてはいかがでしょう。
沸騰させてしまうと風味が変わってしまうので、お試しの際はご注意を…。

桜新町の定食屋、きさらぎ亭で味わうおふくろの味

桜新町にある老舗の定食屋さん、きさらぎ亭にお邪魔しました。

 
こちらの定食屋さんは、女性が一人でも入れる、いわゆる大戸屋さんのようなコンセプトのお店ではなく、本当に地元に根付いた、安くて美味しくてお腹もいっぱいになる…そんな昔ながらの定食屋さん。
 
店構えも年季を感じる味のある店構え。
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店頭の食品サンプルも、飾られた当時の鮮やかさはなく、随分とノスタルジックな雰囲気です。
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この日も少し遅めのお昼で、14時前の入店。流石にピークは過ぎていて、店内はお客さんもまばらでしたが、近所のおじいちゃんとお孫さんやら、サラリーマン、作業着が粋な職人さんやらが思い思いに食事を楽しんでいました。
 
壁にずらりと貼り出されたメニューの数々。
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種類も豊富でどれも1000円でお釣りがくる価格帯なのも嬉しいところ。
悩みに悩んで、チキンカツ定食をお願いしました。
常連ともなるとツーカーなのでしょうが、注文の際にあらかじめご飯の量を確認してもらえるのも助かります。
(こちらも、日本昔話並みの山盛りご飯がデフォルトです。)
 
店の奥には一席だけ4名ほどが座れる小上がり、他にテーブル席が1席。
厨房を囲むようにぐるりとカウンター席が配置されていて、中では三人のおばさまがテキパキと仕事をしています。
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何故かこういう町の定食屋さんや和菓子屋さんなど、年季が入ったお店でお勤めのおばさま方はデキる女が多い気がします。
 
 
待つこと数分で運ばれて来た揚げたて熱々のチキンカツにご飯と味噌汁、もちろん香の物も付いています。
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ザクっとした衣が小気味よいチキンカツ。

https://instagram.com/p/zgtcDkBIKe/

 

ソースはケチャップ?が強めな印象の酸味や甘みが強く感じられる、どちらかというとフルーティなソース。
野菜には酸味の効いたドレッシングがかけられていて、横にはマヨネーズが添えられています。
こちらのマヨネーズは自家製なので好みが分かれそうですが、市販の物とはだいぶ味わいが違います。
お新香はピリッと塩辛く、白いご飯と一緒にいただくと丁度良いです。
 
この日は野菜の水気かドレッシングか、カツ下の衣が水気を含んでしまったのが個人的には少々残念だったのですが、何だかそういう所も含めてこの店の味のような気がします。
 
誰かのお宅にお邪魔してご飯をご馳走になっているような、そんな手作り感満載のほっとする定食屋さん。
またおふくろの味を堪能しにうかがいたいです。
 


きさらぎ亭 (きさらぎてい) - 桜新町/定食・食堂 [食べログ]

東京トンテキでガッツリ肉ランチ

手頃なお値段でしっか”肉”が食べたい!

そんな思いで渋谷の東京トンテキを訪れました。
 
場所はヒカリエのほど近く、六本木通りの交差点の歩道橋横にあるビルの2階にあります。
 
どうやらこのお店、モリモリ食べたい男性には結構な人気店のようで、お昼時は行列ができているのだそう。
店先に着いたのはちょっぴり遅めの13時。ピークは外れたかな?と思ったのですが、やはり人気店、5人ほど待っている方が居ました。
少し待つかな?と思ったものの、10分も待たずして入店。サクッと食事を済ませる方が多いようで、回転が速いです。
 
店内は中央にキッチン、それを囲むようにカウンター席、壁沿いにテーブル席が配置されて居ました。しっかり数えては居ませんが、結構な人数が入れそうです。
お客さんのほとんどはサラリーマンや学生さんといった風貌の男性でしたが、若い女子の2人組とか、妙齢のご夫婦なんかもいらっしゃいました。
 
カウンター席から中央のキッチンで実際に調理している様子が見れるのも一興。
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メニューはトンテキ定食の他にハンバーグやスタミナ丼という肉野菜炒めのご飯ものの他に、トンテキの単品やチャーシュー、ポテトサラダなどの単品メニューもあり、夜はお酒のあてにも良さそうです。
 
迷わずトンテキ定食を注文。普通のトンテキ定食でもお肉が200gと言うので、女性には充分、寧ろ多いくらいでしょう。
お店のお姉さんが「ご飯の量が普通で大盛りなんですが、どうしますか?」と確認してくださるのはありがたかったです。残してしまうのも申し訳なく、少し減らしていただきました。
因みに大トンテキは300g、特大トンテキは500gとなっているのでお腹に自信のある方はぜひ。
 
タイミングが良かったのか、注文してから待たずして運ばれて来たトンテキ定食。
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ご飯少なめとはいえ、なかなかの量です。
 
そしてトンテキ!

https://instagram.com/p/z1UR58BIN4/

ソースがたっぷりと絡んでツヤツヤの厚みのあるロースが食欲をそそります。
 
お肉には切込みが入っているのですが、完全にはカットされていないので、手元のナイフでお好みの大きさにカット。
お肉自体は焼き縮みもなく、適度な弾力を残して火が通してありますが、所々筋があるようなので、しっかりカットした方が良さそうです。
 
一口頬張ると、ジュワッと肉の旨みが広がります。定食屋さんの醤油の甘辛い味を想像していたのですが、ソースは、デミグラスのようなウスターソースのような酸味と甘みがあり洋食屋さんのソースといった感じでしょうか。さらに、時折感じるフライドガーリックもアクセントになって美味しい。
テーブルには一味唐辛子、バルサミコ、マヨネーズが置かれていて、少しずつ味を変えて楽しむのも良いです。
単純に柔らかい=美味しいというのではなく、程よく歯ごたえを残して火入れされたお肉は噛むごとにお肉の味を感じられます。
キッチンを見ていたら、どうやらお肉ははじめに油でじっくりと揚げているらしく、このしっとりとした適度な柔らかさもさも納得。
 
定食のお味噌汁は豚汁なのですが、お肉はほとんど入っておらず、出汁だけ取ったといった感じ。ですが、トンテキで散々お肉を食べているので、個人的には肉なしの豚汁で丁度良く感じました。
 
少なめにした割に多いな…と思っていたご飯も、気づけばトンテキ→ご飯の往復で完食。
翌日のテカリは止むをえませんが、B級グルメ上等!ガッツリ肉を食べたい!!という時には良さそうです。
 

東京トンテキ OFFICIAL WEB SITE

 


東京トンテキ - 渋谷/ステーキ [食べログ]

鰹節問屋が手掛ける、出汁が自慢のうどん山長

恵比寿でお昼をと思い、伺ったのがうどん山長。
場所は大通りを入った、通称タコ公園のすぐそばにあります。
 
こちらのうどん屋さん、大阪黒門市場で江戸時代から続く鰹節問屋が手掛けるお店なのだそうです。
 
うどん屋さんと言えど、店構えはスッキリと洗練された印象。
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始めて訪れるお店は勝手がわからずドキドキしてしまうので、店頭にメニューがあるのもありがたいです。
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店内も全体的に白とナチュラルな木の調度品で揃えられていて、スッキリとしているけど落ち着いていて温かみのある印象。

中央には12名の大きなテーブルがあり、窓際に2名席×2、4名席×2、壁際に4名席×1がゆったりと配置されていました。

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お昼はセットメニューの他に単品のうどんに月替りの炊込みご飯を付けることができます。
この日はだいぶ寒かったのですが、どうしても2種類のつゆを食べてみたかったので、お得なおためしうどんと天丼の定食をお願いしました。
うどんも太麺か細麺か選べるのですが、しっかり食べたい私は迷わず太麺。先人達の口コミを見ると、細麺は稲庭うどんのようなつるりと喉越しの良い麺のようです。
 
そしていただいたのがこちら。 

https://instagram.com/p/zMY0_8hIDe/

おためしの想像を遥かに超える、しっかり盛られたうどん。
うどんがおためしではない量なので、天丼はこれくらい小ぶりな感じが丁度良いです。
 
先ずはうどんを基本のつゆでいただいたのですが、その美味しさに目を見張りました!
やはりと言うべきか、老舗の鰹節問屋だけあってつゆが美味しい!!
辛めのつゆは口いっぱいに広がる鰹の香りが格別なのです。ごくごくとはいきませんが、ちびりちびりと啜りたくなるほど好みの味。
そして、このつゆに負けないくらい麺も美味しいのです。
讃岐うどんのつるりとした食感ではなく、表面が少し凸凹とざらついていて、喉越しを楽しむと言うよりはガシガシと噛みたくなるうどん。
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噛むほどに粉の甘味だったり香りだったりが感じられ、これがうねりのある麺に絡んだつゆとあいまって、本当に本当に美味しかった。
 
かたや胡麻の方は、時々酸味のある胡麻つゆがありますが、こちらのつゆは酸味やお砂糖のような甘さは感じられず、濃厚な胡麻の風味が堪能できるつゆでした。
恐らく、こちらにも自慢の出汁が使われていると思いますが、出汁の香りに負けない胡麻感がこれまた美味しいつゆです。
 
うどんと言うと、あっさりめの食事といった印象だったのですが、こちらのうどんはうどんもつゆも香り高く、食べ応えがあったので、そんな中でセットの天丼が逆に箸休めのような役割を果たしてくれました。
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エビと野菜とササミの紫蘇巻きが乗っていたのですが、この紫蘇巻きが実にさっぱりとしていて美味しい。火入れの具合も良く、ササミと言えどしっとり柔らか、エビはプリっとしていました。
天丼のつゆも甘さ控えめの辛めの味というのも甘さが少々もたれるお年頃の私には良かったです。
 
最後に、料理が運ばれてから暫くしてお姉さんが二番だしを持ってきてくれました。
蕎麦屋さんでの蕎麦湯のようなものにあたり、〆につゆを出汁で割っていただくことができるのです。
あのつゆの虜には願ったり叶ったり、しかも、これまた自慢の?出汁で割っていただけるとは、何とも贅沢。
 
テーブルには昼夜共通のメニューが置かれていたのですが、出汁で炊いたおでんなどなど、夜も魅力的なお品が満載でした。
深夜24時まで営業しているので、ランチだけでなく、夜に美味い肴をあてにお酒を楽しんだり、飲んだ帰りにうどんで〆るというのも良いでしょう。
 
太麺を鴨つゆで…とか、細麺を梅ワカメでさっぱり…とか、次回訪問時の妄想が掻き立てられる、実に美味しいうどん屋さんでした。
 


うどん山長 (うどんやまちょう) - 恵比寿/うどん [食べログ]

 


山長商店株式会社