暮らしのメモ

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冬の寒さに思うこと

今年の冬は暖かく、年と共に寒さが身に沁みる私には非常にありがたかったのですが、ここに来て一転。1月も半ばに差し掛かり、本格的な冬の寒さの到来となりました。

 

殊更、冷え性の女性は何枚も靴下を重ね、可愛いデザインのものが多くなったとはいえ、色気とは程遠い腹巻をして寒さを凌いだり、はたまたお洒落は我慢と短いスカートを履きコートのボタンを留めずに気丈に振舞いながら、春の訪れを待ち侘びていることでしょう。

 

東北の出で寒さには慣れっ子だった私も、齢40を迎えた今となっては冬の寒さが一際身体に堪えるようになりました…。

 

暖房をつけてもなかなか暖まらない、朝のキンと冷たい空気に少々苛立ちを覚えながら、ふと思い出した寒さに滅法弱い友人の言葉。

 

「コーヒーが美味しく感じるだけで、冬が来る価値がある」

 

家族や友人と囲む熱々の鍋の美味しさや、見ているこっちがキュンとしてしまうような、若いカップルがポケットの中で手を繋いでいるだろう様、重たいながらも抱っこした時に感じる我が子の体温などは、寒いからこそ良い。

 

寒い寒いと、そこにばかり気を取られていたけれども、視点を変えれば冬の寒さ故に一層魅力が増すものもあるものです。

 

今晩はようやく来た冬の寒さを噛み締めながら、ブランケットに包まって熱々のコーヒーを啜りたいと思います。

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