食べて応援!ふくしま食材×ふくしま応援シェフ交流会
先週の台風18号の関東直撃前夜、plate tokyoで行われたふくしま食材×ふくしま応援シェフ交流会に行って来ました。
福島県の食品への安全対策への取り組みを知ってもらい、実際に福島県産の食材を食べてもらってその魅力を知ってもらおうというもので、2013年の9月から開催されているのだそう。
過去に開催された様子はコロカルや料理通信にも掲載されていました。
- フレンチの大御所、田代シェフ。 福島県の食材に、魔法をかける。|福島県|「colocal コロカル」ローカルを学ぶ・暮らす・旅する
- 東京「日本橋ゆかり」交流会開催 「ふくしま応援シェフ」活動レポート2 | 料理通信
参加費は一人1500円、事前に何の情報も知らずに勢いで参加したのですが、メニューを見てびっくり、この日は会津の馬肉とゴールデン椎茸、秋月という梨を使ったお料理とお酒三種。
参加費では賄えないのでは?と思うような構成です。
主催者挨拶の後いよいよ食事会が始まり、各テーブルに料理が配布れていきます。
一皿目は馬もも肉のタルタルと、椎茸と梨のマリネ。
この夏流行った桃モッツァレラもびっくりでしたが、梨もお料理としていただくのは初めてだったので驚きました。
肉厚のジューシーな椎茸にシャキシャキの梨が面白い組み合わせで、梨と言われなかったらクワイと勘違いしてしまいそう。
馬肉のタルタルも美味!!肉の旨みはしっかりあるけど、牛よりも淡白な印象。
マリネとタルタルそれぞれで食べても良いのですが、合わせるとまた違った美味しさ。
2皿目は馬肉ロースのグリルと椎茸のコンフィ。
言わずもがな。美味しいに決まってます!
マリネと同じ椎茸ですが、調理方法が違うだけで随分と印象が変わります。馬肉についても同様。
絶妙なロースト具合で、ロースだけどこちらもやはり淡白。厚めにカットされたローストは噛みごたえも十分でしっかりと肉の美味しさを堪能できます。
馬肉と言うと熊本が大変有名ですが、会津の馬肉はより脂身が少なく、赤身を味わうのだそうです。
デザートはナシの赤ワイン煮とクレームカタナーラ、紅茶のパウンド添え。
マリネで使った梨を今度はデザートで。
梨の赤ワイン煮は相当甘さを抑えてあって、そのままだとかなり大人向けの味。カタナーラ、紅茶のパウンドと一緒にいただくと、カスタードと甘みが加わって口の中に広がる紅茶と赤ワインの香りがもうたまりません!お酒でもお茶でも合いそうなデザート。
この日いただいた、美禄の森という蜂蜜のお酒にもとってもよく合いました。
試飲したのは大七箕輪門、金水晶、美禄の森の三種。
大七さんは美味しんぼなんかでも描かれていて結構有名なお酒。この箕輪もんは三つの中では一番濃くがあるように思います。かたや金水晶はスッキリとした感じ。
そして、今日初めて知ったミードという人類最古の蜂蜜のお酒の美禄の森。ほんのりと蜂蜜の香り。甘口だけどさっぱりしていて美味しいお酒でした。女性には特に好まれそうです。
それぞれ、おちょこ程の大きさのカップに一杯ずつサーブされたのですが、足りない方にはお代わりのサービスもしていただけました。
美味しいお食事をいただきながら、実際に生産者の方々やシェフの説明も聴けて、本当に勉強になりました。
参加費1500円で美味しい料理が堪能できるこの企画、震災以降今でも福島の食品に不安を抱かれる方も多いと思いますが、少しでも興味を持たれたら一度足を運んでみる価値ありです。
次回の交流会は10/28で地鶏をいただけるようです。
福島県の食への取り組みなどは以下のサイトから確認できます。
今回会場となったplate tokyoさんも料理もお酒も美味しく、スタッフの皆さんもとっても気持ちのよい方々で素敵な時間が過ごせるお店です。
Plate tokyo - 東京都 港区 - フランス料理店、イタリア料理店 | Facebook