すき焼の〆の新提案にも。凜々亭の牛すきまぜそば
もうだいぶ前になりますが、日本全国のB級グルメを取り上げる番組で紹介されていたのを見てから気になっていた凜々亭の牛すきまぜそば。
今時の食レポはよく出来ていて、どのタレントさんも本当に美味しそうに食べるので、実際に自分で食べてみた時にあまりの期待の大きさからか少々拍子抜けすることもしばしば…。
この番組の時もそんな思いは頭の片隅にあったのですが、タレントさんが美味しい!美味しい!!とこぞって麺を啜る姿がとっても印象的で、あの甘辛いすき焼のタレに卵と絡まり合った中華麺が頭から離れなくなりました。
東京や大阪などの大都市とは違う、地方都市?のどことなく哀愁漂うアーケードの繁華街に佇む凜々亭。
少々寂れたアーケード街の雰囲気とは違って、いささか新しさを感じる店構え。
(参考:映り込みが激しく見辛いことこの上ない店外メニュー写真)
注文は食券制で、お目当ての牛すきまぜそばの券を購入。並盛りと大盛りが選べて、大盛りまでは同じ値段でいただけます。
並盛りをお願いして待つこと15分ほど。目の前に恋い焦がれた牛すきまぜそば!
肉肉しい牛バラの上に乗せられた卵黄、青々とした刻みネギ、鮮やかな赤の紅生姜…なんとも美味しそう。
油そばのようなドロドロ感を想像していたのですが、いただいてみると意外にもタレはさらっとしていました。
並盛りを注文したのですが、麺の量も大盛りじゃないよね?と思うくらいのボリューム。さらに牛バラのトッピングは200gとこちらも重量感たっぷりです。
麺はモチモチとしたかなりの太麺で、牛バラと一緒に口に運んでしまうと咀嚼を余儀なくされます。が、よく噛みたい私にはそのモグモグ感が寧ろ好印象。
一皿食べ終わる頃には、汁そばでも無いのに汗だくでした。。そんな余裕は微塵も無かったのですが、ライスを頼んでミニ牛丼を楽しむのも良いかもしれません。
やり過ぎ感は否めませんが、欲を言えばもう少しタレの味が強めで、卵が追加できたら…と思いました。
しかしながら、すき焼きの甘辛い味はご飯やうどんだけじゃなく、中華そばにも合う!という新しい発見をさせられた斬新な一品。
今度は自宅ですき焼きの際に、〆にラーメンを入れてみたいと思います。