山形の「だし」。夏野菜と香味野菜を細かく刻んで醤油などの調味料で和えるだけの簡単郷土料理。各家庭によって、具材や味付けも様々なのだそう。
冷蔵庫を覗いたらズッキーニやパプリカが目について、なんとなく「だし」を思い出したので作ってみました。
ナス、ズッキーニ、赤と黄のパプリカを刻んで。本来なら大葉やミョウガなんかを入れることが多いようですが、常備していなかったので、代わりに玉ねぎ、セロリ、ニンニクをこれまた刻んで入れました。
なんだか洋風な感じになったので、味付けも塩とオリーブオイルに粗挽きの黒胡椒で。酸味が欲しかったので、バルサミコでもよかったのですが、頂き物の塩レモンを使って。
彩鮮やかな我が家の「だし」が出来上がりました。
今日はだしをそうめんに絡めて。すっきりさっぱり。思いのほか美味しくいただきました。
山形ではご飯や冷奴にのせたり、麺つゆに混ぜてお蕎麦をいただいたりするそうです。
冷蔵庫のあまり野菜を刻んで、我が家の「だし」を試して見るのも良いものです。