ジョージ・ネルソンと目黒のさんまで芸術と食欲の秋
芸術の秋、目黒区美術館で開催中のジョージ・ネルソン展に足を運びました。
ミッドセンチュリーを代表するデザイナー。いつか、ジョージ・ネルソンのボールクロックを部屋に!と憧れていたものです。
ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムのジョージ・ネルソン関連コレクションが300点も展示されていて、ジョージ・ネルソンの大規模な展覧会は初なのだそうです。
有名なマシュマロソファーなどの住居向けの家具や、オフィス用のデスクやキャビネット。パンフレットや映像などなど、幅広く展示されていました。
展示物は撮影禁止となっていたので、中の様子を写真で残せないのが残念ですが、こちらのブログで一部確認いただけます。
憧れのボールクロックをはじめ、時計や照明なんかはとても遊び心があるように感じる一方、家具なんかはとってもシンプル。
展示を見て感じたのは、時計でも家具でも形に違いこそあれ、本当に使う人やそのモノが置かれる状況を考え抜いた上で、最良の形にデザインされているということ。
「機能が優れているからこそ、美しい」
ということを、しみじみと感じさせられます。
デザインというと、何だかとっても崇高なものをイメージしていたのですが、私たちの生活に根付いたのもなんだと、身近に感じられる展覧会でした。
美術館1階には、展示物に直接触れたり座ったりできるスペースも設けられています。
目黒美術館の帰り道、「目黒のさんま」にちなんで近くのパン屋さんジャンティーユでさんまパンを買っていただきました。
さんまとパンの組み合わせが斬新でしたが、ドライトマトとカリカリのチーズがさんまとパンの仲をうまい具合に取り持っていてなかなか美味しかったです。
ジョージ・ネルソン展は9/18(木)まで、開催期間も残りわずかですが時間があれば是非。
ジョージ・ネルソン展-建築家、ライター、デザイナー、教育者 | 目黒区美術館
過去にもご紹介したジャンティーユはカフェも併設されているので、のんびりお茶をされるのもおすすめです。